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交通安全運動募金

交通安全への願いを込めたマイカーローンの取扱いについて

それはとても悲しい出来事が発端でした…

平成17年の夏、通勤途中の女性職員が交通事故で亡くなるという悲しい出来事が起きました。事故原因は信号機のない交差点での優先道路を無視した先方の車による出会い頭の衝突でした。
発生場所は地域の皆さんも信号機の設置を望んでいた危険な交差点で、自治体から所轄警察署に信号機の設置を要請して頂くよう依頼するとともに、理事長名で同警察署に要望書を提出しました。
同じころ、職員が働いていた地区(旭川地区)の支店長職が、この信号機の設置の要望と併せて地域の交通安全運動や啓蒙活動に積極的に協力することで交通事故を無くすることが、職員の事故を教訓とし風化させないことではないかと話し合い、旭川地区職員の皆さんに募金の協力を呼びかけし、地域の交通安全運動に役立てていただこうと考えました。
その活動を知った本部は、一部の取組みに留めることなく活動を全店に広げようと募金運動を全役職員に呼びかけ、活動に共感した役職員一同の寄付金に組合からの拠出金を併せ、自治体に寄贈しました。
普段、何気なく見聞きしていた警察や市町村における交通安全の運動や啓蒙活動が如何に重要であるかとの認識を得た夏となりました。

命を守るため継続取組みを…

次年度以降、この交通安全運動の取組みによって培った意識を風化させることなく、これからも持続性のある取組みとしていかなければならないとの認識に立ち、毎年8月から9月に交通安全宣言ワッペンの着装や職員による交通安全標語の設定、安全運転診断テストの実施など、職員の交通安全意識の向上に努めるとともに、地域の交通安全に役立てていただくため役職員と組合から寄付を募り、毎年当組合営業地区の自治体へ寄付活動を続けてきております。
その間、外勤者の安全のためバイク使用を廃止し80台の軽四車両を導入、外勤運転者に対するアルコールチェッカーの導入、ドライブレコーダーの設置等けん制機能も整備し、営業活動中の軽微な交通事故も当組合独自に分析し営業店に注意喚起するなど、「事故を起こさない・事故にあわない」命を守る取組みを充実させてきました。

交通安全への願いを込めた祈りのマイカーローン…

北央信用組合では住宅ローンを初めとして、マイカーローン、教育ローン等、生活に必要不可欠な消費資金への支援として各種ローンを取り扱いしておりますが、長引く市場金利の低下を受け、段階的にローン商品の金利引き下げを実施しておりました。
平成26年、マイカーローンの金利引き下げを検討している際、毎年取り組んでいた交通安全運動とマイカーローンを結びつけるアイデアが出され、一般のお客様にも交通安全の大切さを訴える機会として優良ドライバーへの金利優遇策を開始しました。
現在も交通安全推進の一環として、免許証がゴールドライセンスの方や任意保険20等級であることなど、無事故無違反のお客様がマイカーローンを利用する際の特典として優遇金利を設け、マイカーローンの利用を推進することで地域の皆様に安全運転を呼びかけております。
また、毎年続けている役職員の交通安全募金にマイカーローン残高に応じた額を当組合の寄付額として上乗せしており、今後も交通安全の願いをこめた祈りのマイカーローンとして取組みを継続してまいります。
マイカーローンの詳しい商品内容は下記のページをご覧ください。

交通安全運動募金~贈呈先一覧

実施年度 贈呈先 募金額
平成18年1月 東川町 1,365,000円
平成19年度 東神楽町 342,019円
平成20年度 新ひだか町交通安全推進協議会・新ひだか町静内交通安全協会 362,727円
平成21年度 むかわ町交通安全推進協議会 370,826円
平成22年度 恵庭地区交通安全協会 346,913円
平成23年度 安平町交通安全推進委員会 395,500円
平成24年度 江別市交通安全推進委員会 384,000円
平成25年度 東川町交通安全協会 384,000円
平成26年度 東川町交通安全協会 385,500円
平成27年度 東神楽町 367,500円
平成28年度 安平町 365,000円
平成29年度 むかわ町 365,000円
平成30年度 千歳市 425,000円
令和元年度 旭川交通安全運動推進委員会 500,000円
令和2年度 公益社団法人北海道交通遺児の会 500,000円
令和3年度 公益社団法人北海道交通遺児の会 500,000円
令和4年度 公益社団法人北海道交通遺児の会 500,000円
令和5年度 東川町 500,000円
累計 (18年間) 8,358,985円